2021/02/05 11:04

八景島そだちは「横浜ブルーカーボン・オフセットマーク」を1月28日より利用させていただいています。

横浜ブルーカーボン事業とは?

ブルーカーボンとは、昆布などの海藻によって吸収される炭素を指します。横浜ブルーカーボン事業では、船舶などの海洋エネルギーの活用、臨海部の低炭素化事業の「ブルーリソース」、“親しみやすい海づくり“を掲げ企業や市民と連携して海藻の植え付けや収穫イベントを通じた活動の「環境教育」と、ブルーカーボンを含めた3つの柱をもって活動されています。



その中で私たちが収穫体験に訪れたのが「ぶんこのこんぶ」を生産されている里海イニシアティブさん。「環境教育」として、収穫体験には親子の方や、遠方から訪れている方もいらっしゃいました。水産会社だった私たちも、横浜八景島沖で昆布が養殖されていることは知らず、最初は驚きの連続でした。養殖昆布はよく耳にする杉の木の約5倍の二酸化炭素(CO2)を削減するといわれています。


コンブの活用


昆布は収穫後にさまざまな方法で利用されています。
・横浜市、神奈川県内の飲食店での利用・事業者の方々が商品開発
・神奈川県内の授業の一環で利用
・銭湯で「コンブ湯」のイベント実施
・一般の方向けに販売

ただ、上記だけでは収穫された大量の昆布がすべて消費できるわけではなく、海の保全・浄化を促している昆布が余っているということも事実です。せっかく環境のために成長して、働いてくれる「コンブ」を無駄にしない為にも、私たちも「八景島そだちシリーズ」の商品開発を始めました。

これまで八景島そだち部隊は、豊かな海を育てる為に養殖された昆布を消費し、海の保全・浄化活動に参加、クラウドファンディング積極的も立ち上げ、一人でも多くの方に、「環境問題」や「養殖昆布への興味」をもっていただくことをミッションに活動してきました。

その上で、今回マークを取得し、より一層皆様にブルーカーボン事業や海の現状への関心をもっていただきたいと思っております。今後シールも作成し、八景島そだちシリーズにもマークを使用していきます。